はじめに

Pythonは基本的にオブジェクト志向型言語である。すべての要素はオブジェクトとして扱われる。数値、変数、文字列、リスト等だけでなく、クラスもオブジェクト、関数もオブジェクト、型もオブジェクトである。

また高階関数を扱えるなど、関数型言語としても使える(高階関数: 関数(手続き)を引数にしたり、戻り値にできる関数)。

基本的にインデント(字下げ)で構文のブロックを構成する。インデントにはスペースもしくはタブが使用できる。コメントを記述する際は # を記述すればそれ以降から行末までコメントとなる。

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# this is comment

本体のインストール

Mac(OS: Maverics)の場合、デフォルトで2.7.5がインストールされているはず。

バージョンの確認

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python -V
Python 2.7.5

Linux系のOSの場合、ディストリビューションにもよるが、apt-getかyumでインストールできるはず。

私はWindows環境には詳しくないので、Windowsにインストールする場合はググってください。

実行(インタプリタ)

インタプリタを起動。

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$ python
python
Python 2.7.5 (default, Nov  8 2013, 12:32:23) 
[GCC 4.2.1 Compatible Apple LLVM 5.0 (clang-500.2.79)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> 

あとは>>>の部分にコードを入力すれば実行される。

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>>> print "Hello, world!"
print "Hello, world!"
Hello, world!

実行(ファイルに記述したコード)

hello.py に次の内容を記述。

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#!/usr/bin/env python
#-*- coding:utf-8 -*-
print "Hello, world!"

実行してみる。

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$ python hello.py
python hello.py 
Hello, world!